舞台について

クラシックバレエは舞台芸術ですので、日頃の地道な稽古の成果披露の場として、また自身と向き合う稽古からお客様へ想いを伝え、全身で客席からのたくさんの視線を受けとめる舞台上へと踊りを観せ魅せる場として、1年に1回のペースで生徒全員参加の発表会を行なっております。
発表会に向けては通常レッスンから発表会中心の内容・クラス体制となる為、生徒全員参加を原則と致しております。

大人クラスについては、ご家庭やお仕事など諸事情があられるかと思いますのでご出演いただければ…とは思いますが、一応参加については任意とさせていただいております。
ただクラスの稽古内容が発表会中心になり、レッスンスケジュールにも変更が出たりと、何かとご不便ご迷惑をお掛けすることもありますことはあらかじめご了承ください。

発表会は出演者全員が

ひとつの目標に向かって、それぞれに託された踊りを大切にし、ひとりひとりが使命として、自分の精一杯をもって取り組む中で、共に励まし支え合う真の仲間を獲得し、また連帯感や一体感をもって、共に高めあい創りあげるという喜びと達成感をも得られます。
半年ほどの時間をかけて、作品としての踊りに取り組み、気持ちを込めてじっくりと深めていく。舞台をひとつの目標に据えたそういったプロセスの中で、日頃のクラスレッスンとはまた違ったものが得られ養われるのです。
踊りの中で、自らに与えられ任された役割を理解し、それを自分のものとして深め、精一杯の自分で取り組む練習の過程を通じて、自分がそこに必要とされるのだという自覚と責任感が育まれ、役柄のキャラクターを演じるその作品の中で、そのキャラクターを生きるという楽しさも感じることができます。